【 研究プロジェクト 】
子どもたちの現実の姿からどのように保育をつくりだせばよいのかと日々悩まれていることでしょう。
研究プロジェクトでは、参加者の実践を出しあい、保育の視点や保育環境などについて検討し、明日からの保育に生かせるように学びあいます。
また、家庭・地域の子育て力が弱まり、かつ家庭の状況が多様化している今日、様々な困難を抱えた子どもたちが園に通ってきています。各園の悩んでいるケースを出しあい、実践者の意見交流と研究者からのアドバイスを得て、今後の支援方向を確かなものにしていきます。
①「障害共生保育」研究プロジェクト
障害のある子どもと育ちあう保育実践をめざし、各園の実践をもとに障害理解、仲間づくり、保護者連携、他機関連携について学習・交流します。
年間数回、研究会を行います。参加者の園での見学交流も企画します。
<座 長>
西原美保子 氏(ちゃいるどネット大阪)、椎葉正和 氏(おたがいさま倶楽部)
②「子どもの人権力」研究プロジェクト
一人ひとりが尊敬され、公平な関係になるには?
きめつけに子ども自身が気づき、変えていく力を育むためには?
毎回、実践をもちより、子ども理解、課題、活動などクラス運営に
ついて議論します。
年間数回、研究会を行います。
<座 長>
八木桂子 氏(元公立幼保連携型認定こども園)
③「養育困難家庭への支援を考える」研究プロジェクト
子育て・子育ちが厳しい状況にある家庭の事例研究を通して、園や子育て支援機関がどのように関わればよいのかを議論します。「子どもを守るアセスメントシート」を活用し、支援に向けた実践方法を深めます。
年間2回、研究会を行います。
<座 長>
倉石哲也 氏(武庫川女子大学)
4月に参加者募集のご案内をお送りします(市町村の保育関係課、教育委員会、保育・幼稚園関係組織宛)。
所定の用紙またはホームページからお申込みができます。
参加費:無料
時間帯:基本的に2時半~5時
対 象:保育所(園)、幼稚園、こども園、支援センター、障害児通所支援施設、保護者など、継続参加できる方であればどなたでも参加可能です。各プロジェクトとも参加者は固定してください。